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基本条件


λ(ly/lx)=1 d =110( j =96.25)

荷重


wp=6.4kN/m2

配筋


材料


詳細条件


曲げ


短辺

・端部 :

at =ft =N/㎟

Mx1=kNm

Max1=kNm

Mx1/Max1 =

・中央 :

at =ft =N/㎟

Mx2=kNm

Max2=kNm

Mx2/Max2 =

長辺

・端部 :

at =ft =N/㎟

My1=kNm

May1=kNm

My1/May1 =

・中央 :

at =ft =N/㎟

My2=kNm

May2=kNm

My2/May2 =

せん断


Qx=kN

Qy=kN

τmax=N/㎟

fs=N/㎟

τx / fs =

たわみ


δ=

告 示 平12建告第1459号

δ/lx=

t/lx=

必要スラブ厚(RC規)

必要t=


解説


・周辺固定条件

スラブの周辺固定条件は下記によります。

・t : スラブ厚(㎜)
・dt : 引張縁からの引張鉄筋重心位置(㎜)
・d : スラブの有効せい(㎜)
・j : スラブの応力中心間距離(㎜)
・lx : 短辺方向スラブ長さ(m)
・ly : 長辺方向スラブ長さ(m)
・w : 床検討用総荷重(スラブ自重を含む)(kN/㎡)
・P : 片持ちスラブ先端の集中荷重(kN)
・wp : 積載荷重+仕上げ荷重(kN/㎡)
・Fc : コンクリート強度(N/㎟)
・E : ヤング係数(N/㎟)
・γ : コンクリートの単位体積重量(N/㎟)

スラブの応力・たわみ算定方法

スラブの応力及びたわみはスラブ断面に平面保持仮定が成り立ち,板厚方向のひずみとスラブ面内の軸変形を無視できると仮定した(微小変位薄板理論)場合に得られる 応力とたわみの関係式から求められる偏微分方程式をフーリエ級数による解法を用いて求めています。詳細な解法については,参考文献1)によります。 計算条件として,級数m,nをそれぞれ5個とり,ポアゾン比を0と仮定しています。但し,プログラム上では特定の辺長比に応じた 応力・たわみをあらかじめ計算しておき,計算していない範囲の応力・たわみは線形補完しています。計算結果は「鉄筋コンクリート構造計算用資料集|日本建築学会」4)等に記載されているスラブの応力算定図表とほぼ同じになります。 表記の算定図表と異なる点として,算定図表では辺長比の適用範囲が2までとなっている周辺固定条件がありますが,本アプリでは,全ての周辺固定条件において,辺長比4まで計算しています。ただし,計算結果の正確性や妥当性は設計者の判断によります。

4辺固定スラブの略算

4辺固定のスラブの曲げ略算法式はRC規(2018)より下記によります。

短辺x方向の曲げモーメント(単位幅につき)

両端最大負曲げモーメント

Mx1 = -wxlx2/12

中央最大正曲げモーメント

Mx2 = wxlx2/18

長辺y方向の曲げモーメント(単位幅につき)

両端最大負曲げモーメント

My1 = -wlx2/24

中央最大正曲げモーメント

My2 = wlx2/36

ここで,

lx : 短辺有効スパン
ly : 長辺有効スパン
w : 単位面積についての全荷重
wx = ly4w/(lx4 + ly4)

必要スラブ厚の計算(RC規準)

必要スラブ厚の計算は下記によります。

支持条件スラブ厚さt(mm)
4辺固定t = 0.02((λ-0.7)/(λ-0.6))(1 + wp/10 + lx/10000)lx
片持ちt = lx/10

ここで,

λ : ly/lx
lx : 短辺有効スパン(m)
ly : 長辺有効スパン(m)
ただし,有効スパン長さとは,梁,その他支持部材間の内法寸法をいう。
wp : 積載荷重と仕上げ荷重との和(kN/㎡)

(床版の構造)

第77条の2構造耐力上主要な部分である床版は,次に定める構造としなければならない。ただし,第82条第四号に掲げる構造計算によつて振動又は変形による使用上の支障が起こらないことが確かめられた場合においては,この限りでない。

一 厚さは,8センチメートル以上とし,かつ,短辺方向における有効張り間長さの40分の1以上とすること。

二 最大曲げモーメントを受ける部分における引張鉄筋の間隔は,短辺方向において2センチメート以下,長辺方向において30センチメート以下で,かつ,床版の厚さの3倍以下とすること。

2 前項の床版のうちプレキャスト鉄筋コンクリートで造られた床版は,同項の規定によるほか,次に定める構造としなければならない。

一 周囲のはり等との接合部は,その部分の存在応力を伝えることができるものとすること。

二 2以上の部材を組み合わせるものにあつては,これらの部材相互を緊結すること。

1) 東 洋一・小森 清司:建築構造学体系,11巻,平板構造,彰国社 1970

2) 全国官報販売協同組合,2020年版 建築物構造関係技術基準解説書,2022.11

3) (社)日本建築学会:鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説,2018.12

4) (社)日本建築学会:鉄筋コンクリート構造計算用資料集,2002.2